こちらの記事からご覧いただいた方は先に下記の記事からご覧ください
↓ ↓ ↓
目次
はじめに
前回の記事で質問には種類があると言いましたが、具体的に質問にはどんな種類があるか考えていきましょう。
質問の種類を覚えるだけで話を広げやすくなります。
拡大質問と特定質問
質問には「5W3H」で始まる質問というものがあります。
・何を(What)しますか。
・いつまでに(When)やりますか。
・どこで(Where)しますか。
・なぜ(Why)しますか。
・どのように(How)してやりますか。
・いくらで(How much)しますか。
・どのくらいで(How many)やりますか。
これを拡大質問と言います。
基本的に「はい」「いいえ」で答えられない質問になります。
反対に、「はい」「いいえ」でこたえられる質問を特定質問といいます
よく、オープンクエスチョン、クローズドクエスチョンと言われたりします。
ふだんの会話では拡大質問を使っていることが多い。
初めのうちは難しい拡大質問を使用しないで、答えられやすい特定質問を行うことが良い人間関係の入り口になります。
相手との話に慣れてきたら拡大質問をして話を広げられると最高です!
過去質問と未来質問
過去質問とは、過去に起こったことについて行う質問。
・行動したこと
・起きていること
など
今、この瞬間から1秒前も含めて、それはすべて過去になっていきます。
例えば、「今どんな気持ちですか?」ってきいたとして、それはすでに起きていることですよね?
ということで、「現在」も含めて、過去質問です。
未来質問とは、未来に焦点をあてて行う質問。
質問の例は山ほどありますが、その例を挙げていきます。
・どんな人になりたいですか?
・世の中ではどのようなことが起こり得ますか?
・明日は何をしますか?
・明日の天気はなんですか?
・どのような場所に住みたいですか?
・どのような仕事をしたいですか?
など
全部拡大質問を並べましたが、
当然ながら未来のクローズドクエスチョンもあります。
・素敵な人になりたいですか?
・今の仕事を続けていきますか?
など
未来のことを自由に想像/創造するというよりも、今の気持ちを確認していくような感じになりますね。
否定質問と肯定質問
否定質問とは、否定的な言葉を使って理由を問いただす質問。
原因の追究になりやすく、前向きな答えは出てこないので人間関係でも怒られる場面で使われることが多いです。「どうして、やらないの?」こう聞かれれば、いい気持ちはしません。
そんな質問をされれば、咄嗟にやらないことについて、自分を正当化する理由を考えます。
そのため、「どうして、やらないの」と聞かれれば、一生懸命に「言い訳」を考えるわけです。
そんな状況では良い人間関係など到底できません。
肯定質問とは、肯定的な言葉を使って行動を促す質問。
反対に肯定質問は「いつからやろうか?」こう聞かれれば、「○○からやろう」ということになります。
「○○からやろう」と相手が答えることによって、相手にとっては「自己宣言」したこととなり前向きの気持ちになります。実際はそこまで深く考える必要はありませんが、心理的にそうなるのです。
まとめ
質問とは相手の心の奥にある潜在部分を引き出す手段です。
さまざまな質問を使って相手を知り、何を考えているのか、考えていることにどう共感するかをすこしでも考えていきましょう!!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメント