
今回は死ぬまでにお金を使い切るべきか?って話をしていきます。
投資が当たり前になってきた今ではお金を貯める!ことに焦点を当ててると思いますが、
今回はお金を使うことに焦点をあててます!
人生を通してどのようにお金を使っていけば良いのか、漠然と悩んでいませんか?
投資をしている方では退職後にも貯蓄を増やしてる!なんて話をよく聞きます。
しかし、ここで疑問が生まれます。
「老後で困らない生活をするためにお金を貯めてきたんじゃないの?」だったり、
「老後でもお金を増やしていたら今まで何のために節約してきたの?」というも疑問ですね!
筆者や読者様の老後の生活はだいぶ先になるでしょうから、そんなこと今言われてもと、
思うかもしれませんが、今回のテーマを知識として知っておくと将来必ず役に立ちますので、
是非読んでいってください!
この記事はこんな方にオススメ!
- お金の使い方はどうするのが最善か分からなくなっている人
- 漠然とお金を貯めている人
それでは早速いきましょう!
目次
死ぬまでにお金を使い切るのは正しい?

まず、前提として死ぬまでにお金を使い切ることは正しい生き方だと思いますでしょうか?
昨今の世の中では多様な生き方が尊重されるなかで、
何が正しいと言い切ることは難しくなっています。
若いうちから老後の心配をして資産形成した方の多くは、
資産を使い切ることなく亡くなっている場合が多いことをご存じでしょうか?
筆者は初めて聞いたとき、とても驚きました。
「自分だったらそんなことはしない。」と思ったからですね。
しかし、現実には多くの方が資産を残し亡くなっているといいます。
では、どうして資産を残したままになるんでしょうか?
色んな著名人の意見を参考に考えた結果が以下の3つです!
- 老後にはお金を使う元気が残っていない
- 老後になっても未来が怖い。(いつ死ぬか分からない)
- 子供や家族にお金を残してあげたい
順番に詳しく見ていきましょう!
老後にはお金を使う元気が残っていない
20代や30代の若いうちはお金があれば旅行や豪華な食事を飽きるほどするでしょう。
しかし、老後は身体の自由が効きにくくなってきたり、
病気になりやすくなる等元気に活動できる場面が減ってきます。
「揚げ物は若いうちにたくさん食べておけ!」なんてよく言われますよね笑
若いうちに出来ても老後出来ることが少なくなっていて結果的にお金が溜まっていく!
という感じになってきますね。
老後になっても未来が怖い。(いつ死ぬか分からない)
お金を使い切ってから死ぬということが根本的に不可能な理由がこれですね。
「自分は70歳で死ぬからそれまでに使い切るぞ!」と言っても、
70歳で死ねるとは決まっていませんから、80歳まで生きた時に必要になるお金を残しておきますよね。
現代でも不安を抱えながら生きていく人は多いですよね!
そういった不安を解消してくれるのがお金なので、なかなか手放せないってわけです!
子供や家族にお金を残してあげたい
自分の身体が不自由になってくると、子孫にお金を残したくなってくるそうです。
子孫繫栄は人間の本能的な欲求なのかもしれませんね!
子供がいない人はボランティア活動等の寄付をするそうです。
若いうちから寄付やボランティアを考える人は多いですが、
多額の現金で寄付を考える若者は、まずいないでしょうね!
一生のうち一回は社会貢献をしたい!
というのも人間の本能的な欲求なんでしょうね。
お金は使い切れる?

ここまで話をしてきた中でお金を使い切るのはなかなか難しそうですよね。
結局、人は歳をとってもいつまで続くか分からない人生が怖くて、
未来に備え続けざるを得ないってことです。
歳を重ねるほどに人はお金を使いにくくなっていくってわけですね。
しかし、衰えていない身から客観的にみてみると、
もったいない生き方のようにも考えられるでしょう。
上記の現状を踏まえると、一度しかない人生を充実させるためには、
いかにしてお金を使っていくかが重要なのだと考えさせられます。
死ぬまでにお金を使い切るルール

では、いかにして、死ぬまでにお金を使い切るのか?
これにはルールがあります。
なぜなら、ただお金を使い切るだけでは人生を充実させることができないからです。
詳しく見ていきましょう!
今を大切にする
先ほども言った通り、人間は年齢を重ねるほど衰えてしまいます。
衰えればできることが減っていくので、未来は今よりも選択肢が少なくなっています。
つまり、楽しみが減ってしまうってことですね。
セカンドライフより、ファーストライフの方が楽しいことがいっぱいです!
老後にお金を持っていたとしても、効果的な使い方ができません。
そうなったときに後悔しないように、
今しかできないことに投資して生活を充実させていきましょう!
筆者は自分へのプレゼントにケーキ等の甘いものを買うのが好きです!笑
経験や思い出にお金を使う
基本的にモノは買った後にだんだん価値が下がっていきます。
一部プレミア的価値が付くものもございますが、基本、価値が下がっていくと考えて良いでしょう!
一方で経験や思い出は、時間が経つほど価値を増していきます。
【人生最大の仕事は思い出を作ること】なんて言葉もあるくらい大事なことです!
物で考えた場合、新商品を買ったばかりの幸福感はかなりのものでしょう!
しかし、そのうちさらに新しい商品が出て、買った商品への不満を感じるようになるかもしれません。
その結果「新しい商品が欲しい!」とストレスがたまるのは、
誰もが経験したことがあるのではないでしょうか?
やはり、新しいものの方が新鮮な刺激がある!と感じますよね。
一方で、旅行などの楽しい思い出は、いつまでも記憶に残ります。
もちろん、友達と買い物に行った思い出も大事です!
幸福感も比較的長続きするでしょう。
それどころか時が経てば経つほど、二度と体験できないかけがえのない思い出として、価値を増していきます。
学生のころの思い出は、写真を観ると思い出し懐かしさに浸れますよね!
以上のような点を踏まえ、人生の充実度という指標で考えた時、
モノよりも経験を獲得する方がより価値が高いといえるでしょう。
まとめ
今回は死ぬまでにお金を使い切るべきか?って話をしてきました。
死ぬまでにお金を使い切る生き方は、人生をより豊かにしれくれます!
しかし、ただ漠然とお金を使うだけではいけません。
無計画なお金の浪費も時には必要だと思っていますが、そんな生活をずっと続けていても、
充実した生活が遠ざかっていく原因にもなります。
また、最後の日まで人生を充実させるためには、
老後資金や家族に残すお金も加味して、計画を立てていきましょう!
皆さんの人生に少しでも貢献出来たら嬉しいです!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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