今回は貯蓄型保険について話をしていきます。
まず、結論ですが貯蓄型保険は基本的に
解約したほうが良いです!
なんでそうなるの?って方もいると思いますので
詳しく解説していきますので、少しでも気になる方は読んでみてください!
目次
はじめに
貯蓄型保険を今解約すると損になってしまう!
それでも解約したほうが良いですか?
こう思う方もいると思います。それでも結論は
解約したほうが良いです! これに尽きます。
理由なんですが、【掛け捨て保険+正しい投資】は、
【貯蓄型保険】の上位互換だからです。この理由も詳しく解説していきます。
貯蓄型保険とは
ここまで聞いても、やはり「元本割れするから解約しづらい」
こんな方も多いと思います。そもそも貯蓄型保険なんですが、
一般的に貯蓄型保険は
- 養老保険
- 終身保険
- 学資保険
- 変額保険
- ドル建て保険
上記のようなものがありますね。
どの貯蓄型保険も基本は同じですが、誤解をおそれず言えば
【加入してしまった時点で損】だといえますね。
貯蓄型保険は保険なので、
「保険料控除で節税出来る!」「保険もついてるからもしもの時も安心!」
こんな感じで加入されると思います。
ですが、これはあくまでセールストークですので、
営業マンが話さない不都合な話があります。
それは、貯蓄型保険が
【対してお金の増えない投資信託】と
【保障の薄い保険】の抱き合わせってことです。
それはどちらも、手数料がかかるからです。
考えてもみてください。
かわいいお姉さん(かっこいいお兄さん)が、なぜ丁寧に貯蓄型保険の説明をしていると思いますか?
「お客さまの為を思って!」こういう方もいますが、
一番は、お客さまから手数料を取るためだからです!
実際、手数料がないと保険会社が潰れてしまうので、しょうがないですが
その手数料がお客さまを貧乏にしてることも事実です!
なので、貯蓄型保険は
「加入」「継続」「解約」全てが損なのです!
なら、継続して損を増やすより、解約して損を終わらせようってことです!
次からは、解約しなかった場合の損を説明していきます。
解約しない場合の具体例
ドル建て終身保険の場合
毎月約3万円×4年間=144万円【総支払保険料】
仮にここで解約すると!
大体の保険が返戻率が上がっていきますが、
4年だと7.8割ほどですので、解約返戻金は約113万円くらいになりますね。
144万円ー113万円=約31万円損になります。
「ここで損になるなら続けます!」こうなりますと、
毎月約3万円×5年間=180万円【総支払保険料】
5年で返戻率8割で計算します。なので約144万円くらいになります。
180万円ー144万円=約36万円損になります。
ここで見ていただきたいのは、
返戻率は上がってるけど損が増えてる点です!!
続けたら、傷口が増えてく!ってことですね。
なぜかってことなんですが、先ほど言った手数料が原因ですね!
しかも、皆さん手数料がいくらかかってるか知りませんよね?
そこが貯蓄型保険の闇を感じるとこですね笑
解約した場合
ドル建て終身保険の場合
毎月約3万円×4年間=144万円【総支払保険料】
ここで解約!
返戻金の113万円を元手に投資スタート!
毎月3万円を【1万円を掛け捨て保険】【2万円を投資】このように分けます。
掛け捨ては戻りがない分、保障は貯蓄型保険より確実に良くなるはずです!
投資に回した、2万円は一般的に言われ複利5%で計算します。
仮に16年間運用できたとして、
元本:491万円
運用益:約334万円
合計:約825万円
こうなるわけですね。投資については、詳しく記事にします。
ちなみに、優良なインデックス投資商品であれば過去の数字を参考にすると
再現性がかなり高いです!!
貯蓄(投資)と保険は分けて考えるべし!
今までの話の中で、貯蓄型保険を解約したほうが良いのは分かったと思います。
ただ、人間は目先の損失は回避しようとしますので注意が必要です!
皆さんも考えているでしょうが【甘い話は絶対ありません!】
先ほど例に出した、投資にも損するリスクがあります。
ただ、そんな時こそ
【対してお金の増えない投資信託】
【保障の薄い保険】
こういったことを思い出してほしいわけです。
特に貯蓄型保険の積立部分である投資信託は特に注意です。
よくパンフレットに最低保証金利2.5%なんてものがあると思いますが、
- 予定利率や積立利率
- 銀行の金利
これらは全く意味が違いますので勘違いしてる人はよく読んでください。
例えば、積立利率2.5%の場合
「2.5%のうち、保険会社が決めた一定割合」これが運用されます。
ちなみに、一定割合は公表されないことがほとんどです!
実際には0.5%~0.8%しか運用に回ってないなんてことがほとんどです。
これも保険会社の闇です。気になる方は、直接営業マンに聞いてみるのも良いと思います。
ちゃんと、答えてくれると良いですね!
まとめ
ここまで話をしてきて、
貯蓄型保険は解約したほうが良いです!
ずっと言ってきましたが、例外もあります。
- 解約返戻率が2~3で100%になるもの。
- 高校入学、大学入学が控えているかた。
こういった方は、解約して投資に切り替えても
マイナスを取り戻す時間がありませんから、そのまま保険を続けたほうがいいと思います。
要は自分で計算してみて、どれくらい損になるのか把握してるかってことですね、
ただ、前提としては、何回も言いますが、
貯蓄型保険は解約したほうが良いです!
これですね。なので、これを機にご自身の保険を振り返ってみてください。
皆さんの人生に少しでも貢献出来たら嬉しいです!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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